使い捨てカイロ入門
冬の日本、タイで馴染みのない商品に「使い捨てカイロ」があります。
主にドラッグストアやコンビニでよく売られていますね。
暖かいタイから厳しい寒さの日本への旅行。
この「使い捨てカイロ」を上手く使って寒さに負けずに、観光を楽しんでもらいたいですね!
今回はそういう意味もこめて「使い捨てカイロ」の特集!! 🤗
使い捨てカイロとは?
元々「カイロ」とは、古くからあるもので、持ち運べて暖を取るもの。
中身を入れ替えて繰り返し使えるのはいいけど大きいし重いし準備も煩わしい。
みんなが広く使っているようなものではなかった。
”使い捨て”カイロの誕生
1975年にアメリカ陸軍が使用していたフットウォーマーを元に旭化成工業(現・旭化成)が商品化したものが始まり。
それを原型にしたロッテの「ホカロン」が1978年にヒットして日本全国に広まりました。今ではいろんなメーカーの商品があります。
※以降「使い捨てカイロ」の事を「カイロ」と書きます。
原理
鉄粉の酸化による発熱作用を利用したもの。なので中身は主に鉄粉。
カイロが入っているフィルム外装を開けると鉄粉が空気に触れて酸化が始まり、発熱が始まります。
やがて約10時間ほどで発熱しなくなります。
取扱い注意
- 使う時まで、外装のフィルムは開けない(開けると発熱が始まっちゃう)
- 低温やけどに注意!
肌よりも熱い温度のカイロを長時間同じ場所に当てない。ときどき場所を移動しましょう。 - 中身を出さない
黒い鉄粉が散らばって汚れます。 - 食べない
当たり前?😂 - 発熱しなくなったカイロは、どう頑張っても、もう使えないので、ゴミ箱へ!
どんな種類があるか?
大きく分けて、「衣服に貼って使うタイプ」と「貼らないタイプ」の2種類があります。
貼るタイプ
今はこのタイプが大部分。表面に日本語で下記のように書いてある。
「貼る」or「貼れる」or「はる」
基本的にインナーシャツの上から貼って(肌に直接貼らない)使うタイプです。
シャツを洗濯するときに剥がすのを忘れないように!😁
「生姜」「よもぎ」など天然エキスが入った「香りがするタイプ」というのもありますよ~!
暖かさを感じる香りで、リラックス!
貼らないタイプ
最近、貼るタイプが増えてきた為、このタイプは商品パッケージに下記のように書いてある。
「貼らない」
小さめで持続時間も長く、ポケットに入れたり手に持ったり出来るのが便利です。
ズボンの両ポケットに入れておくと足の付け根から下半身が温まります。
シャツに貼る手間も要らず、手軽に使えます。
「貼るタイプ」のお勧めの使い方
※ 参考サイト及びイラスト : KINCHO 様
首の後ろ
背中
お腹
腰
足
さあ、これであなたもカイロ使いの達人!😄
意外に夏でも売れているというこのカイロ、冷房の効きすぎた場所での使用や、患部を暖める事で血行を良くし、神経痛や筋肉痛の痛みを緩和する時にも使われています。
日本旅行のお土産にするのも良いかもしれませんね!
※ 下記は、10個入りの参考価格です。
種別: 雑貨 |
価格(約): 300円 前後 |
販売場所: コンビニ・ドラッグストア・スーパー |