愛知県名古屋名物 手羽先の唐揚げ
「名古屋(なごや)めし」という言葉をご存じですか?
この言葉は愛知県・名古屋市の名物料理を指す造語で、2005年に開催された「愛・地球博」を機に、その知名度は広がりました。
たくさんある名古屋めしの中から、今回は「手羽先唐揚げ」をご紹介します。
名古屋で「手羽先」といえば、「手羽先唐揚げ」を指すほど、ポピュラーな食べ物ですが、その作り方は実にシンプルです。
まず、衣をつけない状態で手羽先に下味をつけて素揚げし、最後に、タレ・胡椒・白ごまなどをかけると完成です。
鶏皮のパリパリとした食感と肉のジューシーさが、なんとも絶妙!
手羽先は羽根の付け根にあたる部分で、美肌にいいとされる、コラーゲンがたっぷり含まれているので、女性にも嬉しい食べ物です。
また、手羽先唐揚げは1人前5本で提供されていますが、食べだしたら止まらないと定評があり、5本ではとても食べ足りないことが多いようです。
なので、人数分より少し多めに頼むことをオススメします。
名古屋流の食べ方は、「箸を使わず、手づかみで豪快に!」
ぜひチャレンジしてみましょう!
この手羽先唐揚げが食べられるお店は愛知県の至るところに点在していますが、名古屋人の間でも甲乙つけがたいと言われる2大チェーン店があります。
それは「世界の山ちゃん」と「風来坊」(ふうらいぼう)
手羽先唐揚げを語るうえで外せないお店です。
世界の山ちゃん
創業1981年。名古屋市の1店舗から始まり、
今では北海道から九州までお店をもつ人気店になりました。(東北地方は除く)
実は海外にも進出しており、タイ・香港・台湾・マレーシアにお店があります。
もしかしたら、既に馴染みのある方も居るかもしれませんね。
「世界の山ちゃん」の目玉商品は「幻の手羽先」
「辛い・うまい・もう1本」がキャッチコピーにあるように、胡椒のきいたピリ辛な味付けで、ビールにもよく合います。
サイドメニューに「みそ串かつ」や「どて煮」といった名古屋名物もあるので、手羽先唐揚げと一緒に、いろんな名古屋めしを楽しむことができます。
風来坊
創業1963年。元祖・名古屋手羽先唐揚げのお店です。
当初は、鶏の半身をそのまま揚げて焼き、秘伝のタレをかける「ターザン焼き」という料理が主力でしたが、ニーズに合うよう姿形を変え、今の「手羽先唐揚げ」になりました。
「風来坊」の手羽先唐揚げは、手羽先の先部分がなく、肉の部分のみが丸く揚げてあります。
たっぷりと白ゴマがかかっており、味は甘辛く、ややしっとりめの食感。
お子さんにも好まれる味付けなので、家族みんなで楽しむことができますよ。
さて、あなたは
どちらの手羽先唐揚げが気になりましたか?
それぞれ魅力的で迷いますよね。
「どちらも食べてみたい!」という方は、テイクアウト専門店を利用してはいかがでしょうか。
名古屋駅周辺にあるので、気軽に立ち寄ることができます。
(※紹介店舗以外にも近隣にあり)
テイクアウト専門店
「世界の山ちゃん」テイクアウト専門店
ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階
営業時間:朝10:00~夜8:00
定休日:タカシマヤに準ずる
「風来坊」テイクアウト専門店
近鉄パッセ内
営業時間:朝10:00~夜8:30
定休日:元旦のみ
旅の楽しみは食にあり!
あなたに合ったスタイルで
ぜひ、名古屋の手羽先唐揚げを堪能してくださいね。
※ 下記参考価格は、手羽先1人前(5本)
種別: 食品 |
価格(約): 450円 前後 |
販売場所: 手羽先販売店 |