十二支のお話
あけまして、おめでとうございます!
今年は、酉年(とりどし)ですね! そう!タイでも日本でも同じ酉年!
タイにも十二支があると聞いたら、とても親近感が沸きますね。
中国文化の影響を受けた同じアジアの国なんだなと思います。
十二支とは?
今となっては、何の為に、こういうものがあるのかと思いますが、
遠い昔、中国で年月を表すための12の単位(漢字)に、覚えやすく動物のイメージを付けたのが始まりだそうです。
日本人が十二支を意識するのは?
- 自分が何年なのか聞かれた時
たいがいの人は自分の生まれた年の動物を知っています。 ちなみに私は蛇年です^^ - 年賀状(正月に友人・知人に送るお祝いのハガキ)を書く時
年賀状には、その年の十二支の絵を書く習慣があります。
ところでこの12の動物、タイも日本も同じなのでしょうか?
ここで、クイズ!
下記の日本の十二支の中でタイと違う動物はどれでしょう?(ヒント:2つ違います)
答え
1. タイでは、羊 じゃなくてヤギですね! (中国では、羊)
2. タイでは、猪じゃなくて、豚ですよね! (中国では、豚)
正解出来ました?
どちらの動物も、自国ではあまりなじみのない動物だったので、変化したんでしょうね。
同じ十二支では、ありますが、上記のようにちょっとだけ違いがありますので、
日本人に「ヤギ年生まれです」とか「豚年生まれです」というと、「あれっ?そんなのあったっけ・・・?」と驚かれます 😆
最後に十二支の動物に関する昔話。タイにも似たような話があるのでしょうか?
神様が、元日の朝に挨拶に来た順番に十二支の動物にしてあげるとお告げを出しました。
牛は、自分は足が遅いからと、夜暗いうちから出発した。
元旦の朝、牛が神様の元へ一番目に着いたように見えたが、その直前に牛の背中に隠れていたネズミが飛び出し、ネズミが一番乗りになった。
なので、鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪 の順番になったという話。
また、猫は神様に挨拶に行く日を忘れ、鼠に聞いたところ、嘘の日を教えられたため、猫は十二支に入ることができなかった。
それ以来、これを根に持った猫は、鼠を見ると追いかけるようになった。
というお話でした! 😛
今年も宜しくお願い致します!