観光バスで回る 宮城県仙台市!
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東北の玄関口・仙台市を観光バスで回る旅!
宮城県仙台市は東北地方最大の都市であり、東京都内から新幹線で1時間半、空港へのアクセスも良好で港からは船なども出ている人気の観光地です。
宮城県を横断する大きな都市であり、海はサーフィンスポットや漁港、山はスキー場と、自然の多い都市でもあることから「杜の都仙台」とも呼ばれています。
そんな仙台市は年間通してたくさんの観光客が訪れます。
2011年には東日本大震災に見舞われましたが、現在では海外からの観光客も多く、大変な人気となっています。
特に人気の観光バス「るーぷる仙台」で市内の観光スポットを巡るコースをご紹介しましょう。
レトロな循環バス「るーぷる仙台」
「るーぷる仙台」の魅力は、何と言ってもレトロな姿!
ボルドーやネイビーブルー、モスグリーンなどの落ち着いた色合いがインスタ映えするとあって大変人気です。
るーぷる仙台は市内を同じ方向にぐるぐると回る循環バスですので、時間によって色々なバスを目にすることができます。
見た目だけでなく、車内には観光に嬉しい便利機能が!😊
車内とバス停にはフリーWi-Fiが設置されています。
利用の仕方
目次に戻る支払い方法
乗るたびに支払う1回乗車の料金は260円。
循環していますので、どこから乗ってどこで降りても同じ料金です。
しかし旅行中は小銭の出し入れは面倒なもの。そこでお得で便利な「るーぷる仙台一日乗車券」を利用してみましょう。
当日なら何度乗って降りても620円で利用できます。
色々な観光地を巡りたい時はこちらがおすすめです。
もし地下鉄にも乗るなら、「るーぷる仙台・地下鉄共通一日乗車券」も便利です。
こちらはるーぷる仙台の乗車券に地下鉄の乗車券が付いたもの。
仙台市をまんべんなく回れる地下鉄も利用して、観光を思い切り楽しむことができます。
こちらは900円で利用できます。
どちらもカード式となっています。
るーぷる仙台は乗車券を運転士に提示、地下鉄は改札を通す形で利用しましょう!🤗
〇1回乗車 大人260円・子供130円
〇るーぷる仙台一日乗車券 大人620円・子供310円
〇るーぷる仙台・地下鉄共通一日乗車券 大人900円・子供450円
(大人は中学生以上、子供は12歳未満が対象です)
「るーぷる仙台一日乗車券」カードの購入場所
下記マップの場所で購入しておきましょう。
他には、主要な観光施設やホテルでも取り扱っているところがあるようです。
▼仙台駅西口バスプール案内所
目次に戻る運行時間
るーぷる仙台は始発が仙台駅発9:00となり、その後20分間隔で運行しています。
観光施設を見学してもバスを待つ時間が長過ぎることもなく、ちょうど良い感覚であなたを迎えにやってきます。
なお、土日祝日と8月の間は15分間隔で運行していますので、混みあう日でも快適に乗ることができます。
〇平日 20分ごとに運行
〇土、日、祝日、8月終日 15分ごとに運行
〇始発9:00 最終便17:10
*注意・仙台駅前15時以降出発の便は全てルートを一周し仙台駅前止まりとなります。
目次に戻る乗り方
るーぷる仙台は「中乗り」「前降り」のバスです。
バスの真ん中のドアから乗車しましょう。降りる時に支払いやカード提示を行います。
バス停は「るーぷる仙台」専用のバス停があります。バスと同じくレトロなボルドーカラーが目印です。
目次に戻るるーぷる仙台で行くおすすめスポット!
るーぷる仙台が停まるバス停は全部で16箇所。 下記の番号順に止まります。
そのどれもが楽しく観光できるスポットとなっています。中でもおススメの観光地をご紹介します。
目次に戻る瑞鳳殿(ずいほうでん)
・バス停名:④瑞鳳殿前
・営業時間9:00~16:30
・入場料:一般550円、高校生400円、小・中学生200円
(1日乗車券購入特典として、入場料100円引き)
・所要時間:1時間程度
瑞鳳殿とは、侍の時代にこの土地を治めた有名な武将、伊達政宗をまつる霊廟です。
当時の家臣たちのお墓や伊達政宗の貴重な資料が展示される資料館などもあり、仙台の歴史を感じる観光スポットとなっています。
霊廟は大変絢爛な作りで見る人を圧倒します。また蛇行した広瀬川に囲まれた経ケ峯は春の新緑、秋の紅葉が大変美しく、絢爛な建造物と共に四季折々の雰囲気を味わうことができます。
紅葉情報
11月上旬から下旬にかけて、庭園の紅葉が美しくなります。それに合わせて17:00~19:00の時間はライトアップが行われます。
るーぷる仙台も臨時運行されますので、ぜひこの機会に幻想的な夜の瑞鳳殿を楽しみましょう。
仙台市博物館
・バス停名:⑤博物館・国際センター前
・営業時間:9:00~16:45
・入場料:一般・大学生:460円、高校生:220円、小・中学生:110円
(1日乗車券購入特典として、団体割引適用、大人360円・高校生220円・それ以下90円)
・ボランティアガイドあり、英語ガイドは1週間前までに要予約
・所要時間:1時間程度
仙台市博物館は、伊達家由来の絵画や人形、鎧兜など、伊達藩を語る上で欠くことのできない数々の収蔵品が展示されています。一般的に知られる伊達政宗の肖像画や鎧はすべてこちらにあり、直に見ることができます。
企画展と常設展があり、常設展だけでも充分に楽しめる展示となっており、ボランティアガイドを予約すれば英語による解説も可能です。売店ではオリジナルグッズが好評で、国内外問わず歴史好きが胸を熱くするスポットとなっています。
また博物館の手前には五色沼という小さな池があります。ここはアイススケート発祥の地と言われていますので、ぜひ周辺の散策もお楽しみください。
目次に戻る仙台城址
・バス停名:⑥仙台城址
・所要時間:食事込み2時間程度
・営業時間
青葉城資料館9:00~16:00
飲食店 店により9:00もしくは10:00から
・青葉城資料展示館は見学料一般700円、高校生中学生500円、それ以下300円
(一日乗車券提示で200円割)
仙台城址は伊達政宗公が築城した、伊達氏の居城です。
現在は「日本100名城」にも選ばれ、国指定史跡となっています。お城の姿は残っておらず見ることはできませんが、再現された姿が資料館の中にあります。
また石垣はしっかりと残っていますので、バス停から眺めることができます。
仙台城址は一つの山になっており、仙台城本丸会館の見学や、庭園の散策、また食事処での昼食、お土産の買い物などができ、長時間楽しめるスポットとなっています。
伊達政宗の騎乗像があり、仙台の街並みを見下ろせる景色は撮影スポットとしても人気です。
昼食は日本料理「仙臺」がおすすめ!
仙台の料理が味わえる和食店です。平均予算は1100円~2000円で、一日乗車券の提示で飲食料金の割引などがあります。他にも軽食、喫茶、串焼き屋など7店舗あり、宮城県のグルメをお腹いっぱい満喫できます。
目次に戻る大崎八幡宮
・バス停名:⑫大崎八幡宮
・見学料:無料
・所要時間:30分
漆黒に金色の装飾が美しい大崎八幡宮は、仙台開府後に仙台城の守護神として乾(いぬい)の方角に立てられた大きな神社です。
仙台市は400年の歴史がありますが、その様子をずっと見守ってきました。
現在では国宝指定となりましたが、今でも参拝客の絶えない神社であり、年間の祭事を通して市民に親しまれています。
毎月のように行われる祭事の他にも、結婚式や祈願祭などが行われていますので、参拝のタイミングでは美しい花嫁さんを見ることができるかも?!
また祈願の受付は毎日行われていますので、予約なしで受けることができます。
こちらは一日乗車券の提示で絵葉書プレゼントの特典がありますので、売店で申し出て下さい。
大崎八幡宮のお守りは市民にとっては定番のものとなっていますが、海外の観光客にもとても人気があります。神社の厳かで優美な雰囲気と共に味わってみましょう。
HPはこちら
http://www.oosaki-hachiman.or.jp/
英語版パンフレットはこちら
http://www.oosaki-hachiman.or.jp/pop/index.html
定禅寺通り散策
バス停:
⑭メディアテーク前 と ⑮定禅寺通り市役所前 の間の通りですので、どちらかのバス停で下車。
定禅寺通りは仙台の顔とも呼べる、市民の自慢の通りです。
映画やドラマの撮影に使われることも多く、その美しさは観光客が必ず立ち寄り写真を撮るのが定番になるほど。
9月に行われるジャズフェスティバルの会場にもなっています。
11月上旬~12月上旬は紅葉の時期。ケヤキ並木が美しい黄色い染まり、真っ赤なもみじも一緒に落ち葉となって、道路も並木も一面が美しく彩られます。
この時期の散策は気温もちょうど良く、ゆっくりと歩ける大変人気の時期です。
通りに置かれたエミールグレコやクロチェッティの彫刻作品を歩きながら眺められる、心安らぐひとときを味わえます。観光に行った際はぜひ歩いてみましょう。
紅葉の季節が終わった冬の時期は、一面にイルミネーションがきらめき、また多くの人が行き交います。
どの時期も美しい並木ですが、特に秋の紅葉時期、冬のイルミネーション時期がおすすめです。
春・夏・秋・冬 どの季節に訪れても見どころがあり楽しめる東北の玄関口「宮城県仙台市」。
便利な巡回観光バス「るーぷる仙台」を上手に使って、観光を楽しみましょう!
参考サイト:るーぷる仙台
http://loople-sendai.jp/about/